漫然としたタスク管理をやめるために
タスク管理の仕方をここ2週間ほどで変えた。これまではTrelloで、「すぐやること」「つぎやること」「あとでやること」「誰かに依頼していること」「特定の日付でやること」のカードを作ってタスク管理をしていた。
タスク漏れはほとんどなかったし、使い心地も悪くはなかったのだが、問題意識も感じていた。それは今の仕事(ライター)は長期に渡るタスクが多く、僕の執筆スピードが遅いこともあって、日々の進捗があまり見えにくいことだ。また日々漫然とタスク処理をしていくだけになっていて、一つひとつのタスクについて振り返りができていないこともそうだ。
どうにか良いタスク管理の方法がないかと考えていたところ、たまたま取材した塾が学習管理アプリを出していることを知った。そのタスク管理アプリでは、KPTという指標を導入していた。KPTとは、Keep・Problem・Tryの頭文字を取った用語で、Keep=続けたいこと、Problem=改善したいこと、Try=次に挑戦してみたいことを指す。
このKPTを取り入れて振り返りをしつつ、日々の進捗が見えるような形でタスク管理表を作れば良いのではないか。そう思い、以下のようなものを作ってみた。
使用しているのは「MiniNote」というメニューバー常駐アプリ(Mac)。これに日毎のタスクを入力し、仕事終わりにKPTを書いていくというシンプルな作りだ。タスクには「絶対にできること」「きっとできること」「できたらすごいこと」という肯定的な表現を使うことで、自己肯定感を高めようという狙いがある。完了したタスクの右側に●を付けて、その日の進捗が見えるようにしている。
まだ初めて2週間も経っていないので、効果らしい効果は実感としてはないが、今のところタスクの漏れもないし、使い心地も悪くない。形骸化させないように工夫はしていく必要はあるが、毎日振り返りをしていけば、数ヶ月経つ頃にはかなりの知見が溜まっているような気もする。
ひとまずこれを試行錯誤しつつ使っていき、どのくらいの効果があるのかは見ていきたいなと思う。
以下、取材した塾です。