ふむふむ

文法も構成も内容も気にせず、1時間で書くブログ

いい加減、就活テクニックみたいなのやめません?

「就活は嘘つき合戦だ!」

 

などと言う人は就活を1ミリもわかっていないと思う。就活で嘘をついて内定もらっても、マッチングは失敗している。実際に雇われたあと、嘘の自分と本当の自分との間に大きなギャップが生じてくるはずだ。

 

「高給・安定・世間体・週休二日」ばかり見ている人からすれば、内定さえもらえればどうでもいいのかもしれない。申し訳ないが、そんな人たちに向けて書いていないから、「戻る」ボタンを押してもらうといい。

 

そうじゃない人ーやりがいを持って仕事をしたい、幸せな気持ちでいたい、成長したいというに思っている人ーは、少し考えてみてほしい。嘘をついて得することは1つもないことがわかるはずだ。

 

僕は就活は自分と相手の夢(目標)を語り合う場だと思っている。「私はこういうことをやりたい。あなたのその夢に共感したので、一緒にやっていきたいと考えている。その際に、私のこの能力が生かしてこんなことをやりませんか」ということを語り合っているだけ。その結果として「あなたのその夢いいですね、一緒に叶えていきましょう」と合意して生まれるのが、内定だ。

 

このことを踏まえていれば、嘘や小難しいテクニックは必要なくなる。淡々と自分のことを分析し、自分と同じ夢を持つ人(会社)がどこにいるのかを探し、しっかりと語り合う準備をするだけだ。それ以外は何もいらない。

 

現に僕は第一志望の企業に入社して、念願のライター・編集者として働いているが、面接の際には1つも嘘をつかなかった。就活に関する本や講座も受けたこともないので、テクニックも知らない。ただ、丁寧に心を込めて一言一言話し、一言一言に耳を傾けた。

 

だから就活テクニックみたいなものを見ると、それが本質から離れているような気がしてならない。自己分析のテクニックならわかるが、「こう聞かれたらこう返そう」みたいなものは全くもって意味がわからない。正解はいくつもあるのだから、参考書通りの回答じゃなくて、不器用でも自分の言葉で語った方が相手もちゃんと聞いてくれるはずだ。